2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

総○○

先日、腐女子要素をお持ちの友人に言われた。「総受けって、(それを妄想する人間の)みんなに愛されたいっていう願望のあらわれじゃないかな」うむ、そんな気がしないでもない。それかその総受けのキャラクターを腐女子の方がどうしようもなく愛していて、…

買おうかな。

水城せとなの新刊『窮鼠はチーズの夢を見る』 久しぶりのBL新刊。気になる。内容はもちろん帯のコピーが。昨日本屋で見て、荷物が重かったので明日(つまり今日)買おうと思ってたもう無かった・・・。ので、コピーがうろ覚えなのだが、なんだかいいコピー…

とりあえずチェックいれとこうか、な少女マンガ家その1

フクシマハルカ:『なかよし』に「チェリージュース」連載中 最近の低年齢層向けのマンガ誌の中では、すっきりした絵柄で元少女にも見やすい。お話もおもしろい。 上岡睛(ひとみ) 『別冊マーガレット』2005年12月号に掲載された「彼女はマリリン」でデビュ…

やおいを愛好する(?)男性を腐男子、もしくは腐兄という。今のところネット上でしかその存在を確認していないが、どのくらいの規模の読者層なのであろうか。男性読者が購買層が主な(だと思う)エロマンガ誌だが、女性向けのものもいくつかある。そのうち…

大塚英志・大澤信亮『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるのか』(角川oneテーマ21) 一応この本も読んでいた。が、なかなかコレという感想が無い。おおむね納得した。どうしても「萌え」は受け入れられんのだ!っていう態度は何故なんだろう。ササキバラ・…

四方田犬彦『「かわいい」論』(ちくま新書) 私の生活圏には何故、いとうせいこう・みうらじゅんの『見仏記4』を置いてくれないのか。それとも、卒論が終わるまで待てということか。

西田東の『目を閉じないで』を読み返し、サブキャラがBLっぽくないところが目に付く。あとは、口が波線になるところが、いまどき珍しくて、逆になんだかいいような気がしてきた。

山田ユギの純愛plus1

1月23日の日記で「山田ユギ氏の描く純愛は”時間”と”距離”によって表現される」と書いた。と、同時に思ったのが、山田氏の描く純愛は永遠に続きそうな感じがするということ。長い”時間”を別々の会うことなくすごしても思い続け、やっと想いが通じたんだしこの…

大学にて先生に最近のオタク事情としてやおいについて説明していたところ、同性愛の話になった。日本のことに話が及んだ際の先生の一言「衆道はあの頃の男のたしなみなんだ」そうだったのかー・・・・。

山田ユギの純愛

昨年は純愛モノが大変な流行だった。韓流ドラマに熱狂したマダムから若い娘さんたちから「セカチュー」や「イマアイ」に涙していらしたようだ。さて、少女マンガに目を向けると、やはり、純愛もの『ハチミツとクローバー』が大人気だった。同じく、相変わら…

ゲイ向け雑誌に載っている割とハードは感じのマンガはBLマンガなのか、それとも男性向けマンガに分類されるのか?

『論座』2月号の伊藤剛×竹熊健太郎×夏目房之介対談を読んだ。 「マンガを読まなくなった世代」に向けてつまり、『テヅカ・イズ・デッド』で書かれていた「断絶」以降のマンガをおもしろいと感じなくなった人たちを想定しての対談なため、近年のマンガ評論を…

『長い長いさんぽ』須藤真澄

18日に少し感想を書いたが、「泣いた」で済ますのはどうかと思うのでもう少し詳しく何故泣いたかも含め感想を書こうかと。ネット上ですでに様々な感想がでており、読んだが結構否定的なものも多かった。ある意味須藤氏の「異常なまでのゆずへの依存」が賛…

須藤真澄『ゆずとまま』竹書房 『長い長いさんぽ』以と同じく須藤氏が愛猫ゆずとの日々をつづった猫マンガ。 これを読んでまた『長い〜』を読んだら確実に切なくなるに決まっているのにゆずに会いたくて買ってしまった。 西田東『目を閉じないで』竹書房 オ…

須藤真澄『長い長いさんぽ』(エンターブレイン) 買ったその日に3度読んで3度泣いた。そのあと須藤氏のホームページでゆずの一周忌コメントを読んでまだ泣いた。大事なものを失うのはこんなにもツライ。

現在『ハチミツとクローバー』で大人気の羽海野チカ氏。昔はスラムダンクで同人活動をしていたのは有名な話で、まんだらけに行けば彼女がかつて制作したスラダン本がそこそこなお値段で売ってあったりする。確か、スラムダンクのアンソロジー本の表紙もやっ…

緑川ユキ『夏目友人帳』第1巻(白泉社)

友人のオススメ。 読んでいてどうしても今市子『百鬼夜行抄』を思い出す。設定が酷似してるのは否定できない。 妖怪、幽霊の類を見ることのできる主人公 その主人公をなんらかの理由によって助けるある程度力のある妖怪 主人公よりも能力を持った祖父・祖母 …

「腐女子」っていう名称はどこから生まれたんだろう? ウィキペディアによると 起こりについては、「腐女子」自身が自嘲の意味を込めた自称として作られたというのが最も有力な説である。ただし、そのように自称はするが、他者からの「腐女子呼ばわり」は余…

丸山昭『トキワ荘実録−手塚治虫と漫画家たちの青春−』(小学館文庫)

マンガ好きだと言いつつトキワ荘についてほとんど知らないことに思い至り、これは基礎知識くらいは仕入れねばと思い読んでみた。あとは、今となっては巨匠と呼ばている多くのマンガ家たちを『少女クラブ』からデビューさせたという著者丸山昭氏に興味があっ…

写真でしか見た事のない『テヅカ・イズ・デッド』の伊藤剛氏に怒られる夢を見た。何故に・・・?

九州男児『課長の恋』1〜2 アルコ『ヤスコとケンジ』1 一条ゆかり『ティー・タイム』 気になっていた九州男児のマンガを購入。 次々と主人公の周りでもゲイカップルができるというのはBLではよく見られるもので、男子校総ゲイなんて設定もざら。それに…

東浩紀編『網状言論F改 ポストモダン・オタク・セクシュアリティ』(青土社)

オタクや萌えをめぐってモメてるなぁという本。 オタクを揶揄するでも、エリート視するでもなく、ちゃんと社会学的な、または精神論的な議論の対象にしましょうよ、という提案が第一目的の様。 永山薫氏のエロマンガに関する項で書かれている「男性オタク達…

団塊世代の元マンガ読み非オタクに、腐女子の存在を説明するのは難しい・・・。 いっそ本屋に行ってBL棚を見せて、女子が買っていく様を見ていただいた方がてっとり早いのに。

BL作家九州男児が気になる。

小池田マヤ『…すぎなレボリューション』Vol.2〜3 ものすごくおもしろかった・・・。これがあれば、恋愛映画なんてイラネと思ってしまった・・・。『…すぎな〜』は女の自分探し4コママンガだったな。

小池田マヤ『…すぎなレボリューション Vol1』(ワイドKCモーニングの方) おもしろかった〜。明日続き買ってこよう。 こういう風なストーリー描こうとしたとき4コマだと窮屈だったんじゃないだろうか?4コマでやったから意味があって注目されたのかな。『ユ…

乙女ロード

先月コミケに行った際に、世界に名だたるオタク都市秋葉原は一応見てきた。エロゲといい、同人誌ショップのラインナップといい全面桃色で男性向けばっかりだな〜と思っていたら!女性向けオタクエリアは池袋だったのか!!ガイドブックに池袋にもアニメショッ…

『MOE 2月号』特集:もう一度、マンガに夢中!(白泉社) もともと絵本雑誌なせいか女性読者主体なため、実質少女マンガ特集になっていた。そんでやっぱり、白泉社の作品が目立つ 中になぜか、川原泉とよしながふみの比較が。二人とも好きな作家だけどなんで…

よつばと再び

こないだも『よつばと!』について書いたが、キャラクター以外で好きな部分を少し書こうかと。 このマンガでとても好きなのが夏の描き方だ。特に好きなのが2巻に収録されている第14話「あさぎのおみやげ」の回の冒頭のシーンだ。この冒頭のシーンは開始2コマ…

コミケ体験記

もう既に1週間近く前のことだが12月29〜30日に開催されたコミックマーケット69に一般参加した。 私にとって初コミケであった。長年マンガ好きとして過ごし、中、高校生時代には地元の同人誌即売会にも行っていた。が、地方者なためコミケは未参加だったのだ…