マンガ

あなどりがたし

GENTE 1 (Fx COMICS)作者: オノ・ナツメ出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2007/08/28メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 59回この商品を含むブログ (264件) を見る以前『リストランテ・パラディーゾ』とbasso名義の『クマとインテリ』の2冊は 読んでいた…

小玉ユキ『羽衣ミシン』

羽衣ミシン (フラワーコミックス)作者: 小玉ユキ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/08/24メディア: コミック購入: 2人 クリック: 145回この商品を含むブログ (154件) を見る新規開拓ー。 前作の『光の海』も気になってたんですが こっちを買ってみました…

寿たらこ『SEX PISTLS』2巻

1巻を買ってから1年半くらい? 続きを読みたいとずっと思っておりましたら 復刊でございます。 毎月刊行なようでしばらくは楽しめそうです。SEX PISTOLS 2 (新装版) (スーパービーボーイコミックス)作者: 寿たらこ出版社/メーカー: リブレ出版発売日: 2007…

鈴木ツタ『あかないとびら』

さっぱり放置してたココですが。 マンガを落ち着いて読もうという精神的な面でのゆとりができたので 読後の一言感想くらい書いていこうと思います。とりあえず、今日購入の3冊のうちの1冊を。あかないとびら (バンブー・コミックス 麗人セレクション)作者:…

西田東『見つめていたい』『願い叶えたまえ』1〜2(花音コミックス・芳文社) 寿たらこ『SEXPISTOLS』1(スーパービーボーイコミックス・ビブロス) 松月滉『幸福喫茶3丁目』(花とゆめコミックス・白泉社) 矢沢あい『NANA』15(りぼんマスコットコミックスクッキー・集英社) 昨年少女マン…

少女マンガの中の純愛

以前に山田ユギは作品中で純愛を「距離」と「時間」によって描いていると言うことを書いた。で、純少女マンガではどうなのかということを考えてみた。大体において、最近の少女マンガでは、 「初めてモノ」初恋、初めての恋人。つまり、何も知らない状態、そ…

久々に

ほぼ日刊イトイ新聞編『がんばれ自炊くん!』(角川文庫) 1人暮らしを始めるもので。 時計野はり『お兄ちゃんと一緒』5巻(花とゆめコミックス/白泉社) 相変わらす、ロリな妹というどの読者を狙ったマンガなのかわからないこのマンガ。一応設定としては血…

昨日のつづき

ドライレモンさんが反応してくださったので、昨日の補足を少し。 髪の毛について。低年齢層向けだけでなく、少女マンガでの髪の毛は「線」として描かれてることが多い。どういうことかというと、ラインをいくつか描くことで、その空間が髪だということを示し…

低年齢向けの少女マンガのキャラクターと、いわゆる「萌え」系と言われているマンガのキャラクターの造詣は非常に似ているように思う。目の配置や、大きさ、鼻の省略といった大まかな部分の類似があるからなのだろうけど、でもどこか違う。目の光の反射を表…

少女マンガに求めるもの

卒業論文で少女マンガを取り扱い、少女マンガ誌9誌を読んだのだが、その中での感想を少し。 『美少女戦士セーラームーン』以降低年齢層向けの少女マンガ誌、とくに『なかよし』(講談社)は変身ヒロインが多く登場している。最近の傾向としては、4〜5名の戦…

もんでんあきこ『アイスエイジ』(集英社クイーンズコミックス) 『アイスエイジ』に出てくる男たちは現実感はないし、仮に、実際いたらウザそうだなっていう男が多いけど、的確に女子のツボをつく。ついついキュンキュンしてしまう。腐女子萌えにはあんまり…

昨日購入した『のらみみ』おもしろかった。普通にほっこりしつつ笑った。『テヅカ・イズ・デッド』で取り上げられていたキャラの取り扱いかたが興味深かった。キャラがその形状によってタイプ分けされ、その性質は「屋号」と「名前」で示されている。だったら細か…

原一雄『のらみみ』1巻(小学館 IKKICOMICS) 深巳珠子『沈夫人の料理人』2巻(小学館 BIGCOMICS) 『テヅカ・イズ・デッド』にでてきたものの、未読だった『のらみみ』を購入。そして、昨年、岩岡ヒサエと共に私のマンガランキングに新規参入してきた『沈夫…

マンガを読むとき、どこを一番気にしてみているのか。改めて考えてみると私は”どこまで省略した表現で世界を伝えることができているか”ということに注目している気がする。私は”言い過ぎること、説明し過ぎること”にもっとも不快感を覚える。もちろんどこま…

『長い長いさんぽ』須藤真澄

18日に少し感想を書いたが、「泣いた」で済ますのはどうかと思うのでもう少し詳しく何故泣いたかも含め感想を書こうかと。ネット上ですでに様々な感想がでており、読んだが結構否定的なものも多かった。ある意味須藤氏の「異常なまでのゆずへの依存」が賛…

緑川ユキ『夏目友人帳』第1巻(白泉社)

友人のオススメ。 読んでいてどうしても今市子『百鬼夜行抄』を思い出す。設定が酷似してるのは否定できない。 妖怪、幽霊の類を見ることのできる主人公 その主人公をなんらかの理由によって助けるある程度力のある妖怪 主人公よりも能力を持った祖父・祖母 …

よつばと再び

こないだも『よつばと!』について書いたが、キャラクター以外で好きな部分を少し書こうかと。 このマンガでとても好きなのが夏の描き方だ。特に好きなのが2巻に収録されている第14話「あさぎのおみやげ」の回の冒頭のシーンだ。この冒頭のシーンは開始2コマ…

よつばとおとなたち

『ユリイカ1月号』「マンガ批評の最前線」を読む。この中に『よつばと!』作者あずまきよひこインタビューがあった。その中で意識的によつばの視点を描かないようにしているという話がされている。 これで納得がいった。このマンガは私たち読者がみんなでよ…

団地ともお 6 GUNSLINGERGIRL 4 新吼えろペン 1 昨日赤福を食べたばっかりだったため吼えペンの48〜49ページの「もちはもち屋」シーンの赤福のリアルさに感動。 あんこの割れ具合が・・・!