• 『MOE 2月号』特集:もう一度、マンガに夢中!(白泉社

もともと絵本雑誌なせいか女性読者主体なため、実質少女マンガ特集になっていた。そんでやっぱり、白泉社の作品が目立つ

中になぜか、川原泉よしながふみの比較が。二人とも好きな作家だけどなんであえて比較するような構成にしたのか私にはわからなかった。しかもイマイチ比較になってなくてただ並べてるだけのような・・・?今白泉社がプッシュしたい二人だからか?川原泉は『笑う大天使』が映画化だし、よしながふみ白泉社の『メロディ』で『大奥』連載中だし。文中で白泉社の作品にしか触れないし。う〜む。

ボーイズラブ特集トップページのカップリングや、ジャンルの萌え要素のランキングが書かれている「乙女のBL萌え大調査」がおもしろい。

どんな調査方法なのかとか、どのくらいの人数の調査結果なのかとかは書かれていないので、どの程度信憑性があるのかはわからないけども。意外だったのが「受」の人気萌え要素。1位の「眼鏡」はわかるけど(メガネアンソロジーとかあるし)、2位が「オヤジ」!私の個人的な趣味でいけばオヤジ受アリだけどね?まさか2位にくるような王道受要素だったとは・・・。他のランキングと併せて考えると、「年下のヤンチャな攻の熱意に、オヤジな受がついついほだされラブラブに」というのが人気の設定という事か。このページに一緒に掲載されているテキストによると女の子っぽい受はダメなんだそうな。ということは、私の本棚に並んでいる、内田かおる作品みたいに(いや、内田かおるは人気あるけどね)筋肉ムッキムキのしりまで毛がえがかれたオヤジ受は大人気っていうことなの?てっきりマイナーだと思ってたけど違うのか。ちょっとうれしいような。

意外性にちょっと驚いたまま別ページの読者投稿ページを見ると、BL本ランキングでは受を攻よりかわいらしく描く中村春菊の『純情ロマンチカ』が一位だった。なんだかよくわからないぞ、ぱふ。一体どっちなんだよ。


*1月7日にちょびっと修正*