山田ユギの純愛plus1

1月23日の日記で「山田ユギ氏の描く純愛は”時間”と”距離”によって表現される」と書いた。と、同時に思ったのが、山田氏の描く純愛は永遠に続きそうな感じがするということ。長い”時間”を別々の会うことなくすごしても思い続け、やっと想いが通じたんだしこのあともその気持ちが続くんじゃないかな〜?っていうところで物語が終わる。本当はそんなこと無いはずなのに。長いこと”想い”だけが残っている分頭の中で、事実と妄想が混ざり合ってる可能性も高いし、叶えられた瞬間、終わってしまうこともありうるのだ。想いが通じたそのちょっとあとまでしか描かないから、「永遠の純愛」を作品の中に見出せるのかも。